自分が起こした図面が形になる喜び
営業部 杉山将一さん

長らく現場で電気工事を行っていましたが、3年前に営業部配属になりました。当社はこれまでの歴史の中で、たくさんのお取引企業とご縁ができています。そのため、いわゆる“飛び込み営業”ではなく、すでに信頼関係を築いている工務店さまなどに“ルートセールス”を行います。
施主さまのご要望をお聞きして、CAD(キャド)を使って図面を起こすのも営業の大事な仕事です。自分が作成した図面が現場で少しずつ形になり、施主さまが評価してくださる……それは本当にうれしい瞬間です。
そのために大事にしているのは、まずは施主さまのお気持ちをくみ取ること。人柄などを見て、どのような聞き方や伝え方がいいのかを十分に考えて接しています。なるべく専門用語を使わないというのも、常々心がけている点です。
現場作業がスムーズに進むように、段取りを組むことも営業の仕事です。実は以前、配線の引き込み手配を忘れていて、工事が始められないという大失敗をしました。
幸い、応急処置によって電気をつなぐことができましたが、とてもヒヤヒヤしました。改めて営業の段取りで現場が動くという事実を痛感し、気持ちが引き締まった出来事です。
これまでの会社での経験を振り返ってみて思うのは、「若い人が成長できる環境」だということ。若いうちから責任ある仕事を任されるので、やりがいがあります。成長できる環境も整っています。
そして私たちは、後輩の頑張りを見て奮起していますし、ますます頼られるようになりたいと、意欲を高めています。ぜひ一緒に頑張りましょう!
暮らしの目線を大切に、図面づくりに心をこめて
チームを支える“縁の下の力持ち”として
営業事務 須磨 順子さん

平成14年に入社し、現在は営業事務としてCAD図面の作成や材料の発注、見積もりの確認などを担当しています。もともと住宅に関わる仕事に興味があり、派遣社員として入社したことがきっかけで、正社員として働くようになりました。前任者の退職を機に自らCADを学び、今では営業と現場をつなぐ大切な役割を担っています。
仕事と子育ての両立は大変でしたが、家族や職場のサポートに助けられながら続けてこられました。自宅のリフォームを経験したことで、住まいづくりの細やかな工夫の大切さを実感し、「暮らしの中で本当に使いやすい設計」を意識するようになりました。スイッチの高さやコンセントの位置など、生活者の目線で図面を考えることを心がけています。
紹介した友人の家が完成して喜ばれたときには、大きなやりがいを感じます。職場はお互いに協力し合う雰囲気があり、忙しいときも自然と助け合える温かさがあります。
私の座右の銘は「有言実行」です。自分の言葉に責任を持ち、行動で示すことを大切にしています。これからも学びを重ねながら、後輩が安心して成長できる環境づくりに貢献していきたいと思います。
現場にいる全員が仕事しやすい環境づくりを目指して
工事部 水上和裕さん

私が当社に転職したのは、「手に職をつけたい」と考えたことがきっかけでした。“100%自社施工”ですから、存分に経験を積めそうだと思ったのです。入社してから約15年、住宅の配線工事に数多く携わる中で、期待通りの環境だと改めて実感しています。
一戸の住宅が完成するまでには、大工さんやクロス屋さん、設備屋さんなど、いろいろな業者が関わります。特に電気工事は、着工前から最後の照明器具の取り付けまで、何度にもわたって現場に入ります。すべての人が作業しやすいように配慮し、仕事を進めていくことを、常に意識しています。
たとえば、壁紙が貼りやすいようにスイッチ周りを加工したり、前の業者の仕事が詰まっていたら優先してやってもらい、後日自分たちの作業に入ったり。そうした心がけの一つ一つが結果的に、「住宅の電気工事といえば、津田電業社」と言われるような、会社の信頼につながっていると自負しています。
実は入社当時、苦い経験をしたことがありました。親方から離れて初めて一人で現場に行ったときのこと、2時間の予定が4時間かかり、関係者に迷惑をかけてしまったのです。力量をつけなければと思いましたし、“現場にいる全員が仕事しやすい環境づくり”に目を向けるきっかけにもなりました。
この仕事の醍醐味は、何といっても“一生に一回の買い物”である家づくりに関われること。その分、責任を感じますし、力量も問われます。でも努力を重ね「また、頼むわ!」と言われると、この仕事をしていて良かったと思います。
当社は、成長できる環境が整っている職場です。ぜひ早く戦力になってください!
関係性が良く、働きやすい環境です!
工事部 道下喬之さん

私は専門学校の電気エネルギー工学科で、電気回路や配電などについて学びました。実践的な授業はとても楽しく、気づけば「住宅づくりの現場に関わりたい!」と思うようになりました。100%自社施工の津田電業社は、そんな私にはぴったりの環境だったのです。
工事部に配属されると、とにかく“実践”の連続!入社して約一年間は“親方”がつき、現場で仕事をみっちりと教えてくれます。工事部はみんな仲が良いので働きやすく、親方には手取り足取り知識や技術を教えていただきました。「ごはん食べに行くぞ」と誘っていただいたのも、いい思い出です。
今では、一人で一般住宅の電気配線工事を担当しています。特に多い作業はコンセントボックスの取り付け工事。一軒だけでも4~50個ほどつけますが、一つひとつ“使いやすさ”をじっくり検討してから作業します。
「部屋に入ったときに、押しやすいスイッチの場所はどこだろう?」「どんな順番で並べておけば便利だろう?」と、使い勝手に想いを巡らせながら現場作業を進めています。
一軒の家ができあがるまでには、多くの工程があり、多くの人間が関わります。まだまだ大工さんたちとうまく連携がとれず、ときには滅入ることも……。でも、施主さまから「いい家になってきたね!」と言われると、一気に気持ちが晴れるから不思議なものです。
先輩や同僚たちの仕事ぶりを見ていると、工事部のみんなは技術力が高いといつも思います。その分、求められるレベルも高いのですが、頑張っているうちに高い技術力が身に付きます。私もこれまで以上に頑張って“喜ばれる仕事”をしていきたいです。
